協同組合アテイン

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2024.02.14

技能実習生の日本語能力向上を目指す理由は

アテインでは技能実習生の日本語能力を重視しており、各企業と連携して様々な手法で日本語を勉強する機会を提供しています。

実習生の主な目的としては日本での技術向上ですが、日本での実習期間を通しての「人づくり」が最大の目的の1つです。人づくりには技術だけでなく日本の文化・伝統・風土等を通じての成長も含まれています。従来は3年間、または5年間の実習を終了した後は母国での活躍を期待されていましたが、一方では様々な知見を有する実習生に対して企業側からも実習期間満了後も会社に残ってほしいとの要望が多くございました。それに応えるべく、昨今は特定技能制度も拡充されて技能実習期間満了後も日本にて活動の幅を広げて活躍できる環境が整ってきました。

実習後の進路にて重要なのは、いかに実習生と日本人が普段からコミュニケーションを図れているかです。職場でもプライベートのときでも日本語能力の差は活動の幅に大きく影響します。更に日本語能力が高い実習生は日本での職場や生活環境に対する満足度が高いようです。現在の生活環境への満足度が高いと日本に長く住む(働くこと)を希望する割合も高くなりますので、日本語能力、現在の満足度、日本での滞在期間は比例していると言えるのではないでしょうか。その為、アテインでは企業と実習生の関係をより高め、お互いがWIN-WINの関係となれるようにサポート体制を強化しています。

2023年12月に実施され日本語能力試験(JLPT)の結果が発表され複数名の合格者を輩出しました。今回は2級の合格者もおり、全体としても日本語学習の底上げが図れてきています。
監理団体としても、学んだ日本語を駆使して職場やプライベートで充実した生活を送る姿を見ることはとても誇らしです。